Deep River ディープ・リバー

2年前の2016年7月、ある方のお話をきっかけに読もうと思った遠藤周作著『深い河』。

これまで読んでこなかったのは、黒人霊歌の資料や研究の著書ではなかったからかもしれないし、

またいつものように、私にとって大きな変化をもたらすという勘が働いたからかもしれません。

2年の間、胸のどこかにいつもあるような存在のまま、手にすることはありませんでした。

しかしその小説はこの夏、友人から私の元へと送られてきました。

2年越しだったためか、いざ読むとなると私は少し緊張をしました。一枚ずつページをめくっていくと、

十三章の目次と本題があり、その次には、黒人霊歌『Deep River』の日本語訳がたった二行、書かれていました。一枚の白い紙の真ん中に、少ない言葉で書かれた深い河という歌の歌詞。

深い河、神よ、

わたしは河を渡って、集いの地に行きたい

   黒人霊歌



        遠藤周作『深い河』より





暗闇、トンネルを抜けるときの光。生きること、死ぬこと。痛みと、愛。そういった、これまで人間が追求し続けてきた〝何か〟 〝X〟について、登場人物たちは求めていたし、私も生きてる間に知り得ることは知りたい。そして、すべての生命と愛と苦しみを受けとめて、流れつづけるその深い河をいつか私も見てみたい。

この本を手にして読み始めている頃、新たな出会いに恵まれました。6年目を迎えるチャペルコンサートで是非、共演させていただきたいと願っていた方たちにお会いすることができ、そして、ご出演していただけることになりました。日にちも決定しました。

2018年チャペルコンサート『Deep River(仮)』

[日時]12月15日(土)時間未定

[場所]ベルヴィ ロワレーヌ(静岡県藤枝市仮宿1650)

[入場料]一般前売り2,500円 当日3,000円

[出演]八木香那永(vo.)古谷淳(pf.)中司和芳(bass.)

素晴らしい音楽家おふたりとの共演です。詳細は後日発表いたしますが、皆さまにお届けできる日が今からとても楽しみです。

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