八木 香那永 Kanae Yagi
Profile
■八木 香那永 Kanae Yagi
Soprano, Vocal, Music Instructor & Producer
幼少の頃から歌うことに導かれ、声楽家への道を歩みだす。いのちと自然をみつめる暮らしのなか、現代の事象と困難な時代に生まれた『祈りの歌』を重ね合わせることにより、ゴスペルや黒人霊歌に魅了され、これまでも取り上げてきた日本歌曲の風景との共通点を探りあてた。深々とした声の力を、声楽で培った技術を活かし、祈りと歌の過去と未来を繋ぐべく現在進行形を自ら切り拓く。
個性豊かな音楽家との共演の他、2013年から毎年チャペルコンサートを企画し、自ら出演するだけでなく制作・運営面をもプロデュース。また近年は音楽教育にも力を注ぎ、瀬戸川音楽教室セオンを主宰。文化振興プロジェクトの活動をしているCe-on Music主宰。そのほかSUAC文化政策・経営フォーラム会員、発達支援サポーターもつとめている。
2018年には出生地でもある藤枝市の郷土博物館(藤枝市文化財課主催)での公演を皮切りに、大井川ミュージコ(焼津市振興公社主催)、 まちは劇場プロジェクト(静岡市文化振興財団主催)、掛川ステンドグラス美術館(掛川市生涯学習振興公社主催)で依頼公演を実施。また同年は講義活動として、静岡県文化芸術大学特別講義「黒人霊歌とゴスペルソング」、 国立静岡大学アートマネジメント特講講義、夢講座「歌とともに」(島田市立湯日小学校)にも講師として登壇し教鞭を執った。
2019年にはいると、Hot ひといきコンサート(静岡市文化振興財団主催)、掛川市ステンドグラス美術館夕涼みコンサート(掛川市生涯学習振興公社主催)に企画段階から参加。そして2019年3月に、その多角的な活動が記者の目にとまり、中日新聞にインタビュー記事が掲載され話題となった。(添付資料参照)
2020年静岡県エールアートプロジェクトに採択され「武満徹生誕90周年記念コンサート」を開催
2021年は藤枝市民会館主催「Deep River」公演開催。一般公募で集まったワークショップ参加者を、半年間にわたって指導。
12月に開催された公演で、共にステージを作り上げ話題となった。この取り組みは、静岡新聞でも取り上げられた。