イギリスの歌
チャペルコンサート【Deep RiverⅡ】今年のテーマは《暮らしから生まれた歌》です。
一部はイギリスから「ダニー・ボーイ」や「埴生の宿」、「ラベンダーズ・ブルー」をお送りします。
これらの曲は、みなさんよくご存知ではないでしょうか?
文部省唱歌に指定された曲もあるため、私も子供のころ学校の教科書で目にしましたし、映画の挿入歌として聴くことも少なくありません。
この歌は、その土地で生まれ育った人々が口ずさんでいた曲で、決して難しそうな芸術歌曲として誕生したものではありません。
自然に生まれた歌は、後に音楽家たちにより採集されていきました。
このことは、黒人霊歌とよく重なります。
時を経て、変化を重ね、現代にも愛される歌となったのですね。
イギリス歌曲はポピュラーな音楽も多くあり、耳馴染みが良く、
私は、音楽のなかにある風景を思い描きます。
そこは、いっぱいに広がるラベンダー畑でしょうか。好きな人と見る、冷たく広い川辺でしょうか。
夏の終わりに咲く、寂しい薔薇でしょうか。
イギリスから生まれた恋や愛の歌を、ぜひ会場でお聴きください。お待ちしています。
チャペルコンサート
Deep RiverⅡ
[日時]2017年12月10日(日)17時30分開演(17時開場)*終演は19時半頃を予定しております。
[会場]ベルヴィ・ロワレーヌ 藤枝市仮宿1650-1
[出演]八木香那永:声楽、酒井友理、古川莉帆:ピアノ、石田昌史:コントラバス、小沼俊太郎、佐藤光太郎:声楽(ゲスト)
[入場方法]前売り2000円、当日3000円 *小学生以下1000円
[チケット予約・問い合わせ]ticket.yagikanae@gmail.com